ご挨拶
かみくの桃源郷は大東町にある自然遊びを体験できる施設です。
8年前に施設の活性化のためツリーハウスの計画が立ち上がり、クラウドファンディングを行い約60万円のご寄付をいただき、設計・作成をし、長らくたくさんの方にご愛顧いただきました。
しかし近年、経年劣化によるツリーハウスの傷みが激しくなってきており、安全性も考慮した結果、いったん全てを解体・撤収する運びとなりました。
今回新たにクラウドファンディングに挑戦し、ツリーハウス跡地を次の世代に繋げる活用案を生みだすことで、利用者の皆様の楽しみとなる場所を再生し、更なる関係人口の増加を目指します。
このプロジェクトで実現したいこと
現在、かみくの桃源郷は市外からのご利用が多く、市内・地域内の方のご利用は全体の中では少ない位置で推移している現状があります。
そのため、今回は本プロジェクトを通じて、地元の方々が改めて当施設に注目し、訪問してくださる機会にするとともに、地域内外の利用者さんの交流の場としても活用したいと考えています。
プロジェクトの背景
かみくの桃源郷は大東町上久野にある、キャンプや川遊び、自然遊びを体験できる施設です。
当時は施設にシンボル的なものがありませんでしたが、新たな顧客を生み出すことを目的に、ツリーハウスの計画が8年前に立ち上がりました。
そして、当時、地域づくり応援隊の制度で久野に来ていた小林彩さんが久野地区振興会としてクラウドファンディングを立ち上げ、活動を行いました。
活動では約60万円が集まり、ツリーハウスの設計・作成をしました。

ツリーハウスの完成後、「桃源郷=ツリーハウスがあるところ」というイメージが定着し、それを目的に特に親子連れのリピーターが増えるといった目に見えた実績が生まれ、利用者増に繋がっています。
またツリーハウス制作後も周辺エリアの子ども達とワークショップを実施したり、ツリーハウスのカスタマイズを行うなど、イベント開催の創出の場にもなっています。
単なる場所・施設としてでなく、愛着を持ちながら関わっていただき、沢山の人が思い出として記憶する場所となりました。


ところが近年、経年劣化によるツリーハウスの傷みが激しくなってきており、安全性を考慮し、2025年4月に全てを解体する運びとなりました。

たくさんの方にご愛顧いただき、当施設のシンボルとなっていたツリーハウス。
これまで利用してくださった方だけでなく、これから利用してくださる方達にも向けて、同じものを作り直すのではなく、どのように跡地を活用するかの再定義も含めて、新たなシンボルを作り出したいと思います。
これまでの活動
今回活動を行うにあたり、小林さんをはじめとした当時の地域住民の想いも大切にした上で、新たな活用方法やデザインも検討していきます。現在は解体したツリーハウスの場所に投書箱を用意し、「こんな活用がいいな」「こういう遊具ができたら良いな」等の声をいただいています。
今後実施するワークショップでは、8年前当時のご参加いただいた方や、地域の若者会、そして新たにこの企画や遊び手として関わってくれるまだ見ぬ皆さんと連携しながら、じっくりと楽しく実施していきたいと思っております。
8年前のツリーハウスワークショップでは参加者を募りつつも、その場に遊びに来られた新規の方も参加できるラフさがありました。今回も、地元の参加者を募りながら、新規の方との交流機会が持てるように設計したいと考えています。
実施スケジュール
4月中:ツリーハウス解体、看板及び投書箱の設置(利用者から活用や遊具のアイデア募集)
<ワークショップ(全3回)>
・第1回:7月中旬
内容:ツリーハウスの場の意味を考える、当初の想いなどの振り返り
・第2回:9月~10月頃
内容:ツリーハウス解体材をリメイクしてベンチなどを制作予定
・第3回:11月頃
内容:場の中心となるデッキの作成、板を置く・防腐剤を塗る等
寄付金の使途
・ツリーハウステラスの材料費 750,000円
・ワークショップ費 250,000円
・動画制作費(ツリーハウスのワークショップに併せ撮影を依頼)100,000円
・その他消耗品費等 200,000円
メンバーからのメッセージ
長妻美保子さん
8年前、子どもたちの夢が形になったツリーハウス。今、再びその夢をつなぐ時がきました。今の子どもたちの声をもとに、新たな秘密基地を一緒に作りませんか?未来の笑顔のために、応援よろしくお願いします!
池添記子さん(久野若志会≪わけすかい≫)
みんなが楽しみに遊びにきていたツリーハウスが無くなるのは残念ですが、今までに増してこれからも楽しんでもらえる場づくりをしたいと思いますので、ご支援よろしくお願いします!

落合孝司さん(久野地区振興会 会長)
「壊す」ではなく「つなぐ」選択。かみくの桃源郷のツリーハウス再生は、地域・自然・子どもたちの未来を結ぶ試みです。みなさんのご支援をよろしくお願いいたします。
舩木海さん
8年前、ツリーハウス作成のワークショップに参加したのが僕が久野地域とかみくの桃源郷に関わる最初の入り口でした。いまの僕に繋がるきっかけとなったツリーハウスを撤収するのは悲しいことでしたが、新たな形にすることで、引き継いだバトンを次に繋げていきたいと思います。

応援メッセージジ
◆ツリーハウスには大変お世話になり、家族で楽しく遊ばせていただいていました。また遊びたいです!応援しています!(雲南市 I様)
◆あの場所にツリーハウスがなくなったことを寂しく思っていました。復活を期待してます!(雲南市 合同会社遠足計画様)