うんなんコミュニティ財団は2020年度、2021年度の休眠預金等活用事業の資金分配団体です
休眠預金等活用事業とは
「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年度から始まりました。
詳しくはこちら(一般財団法人 日本民間公益活動連携機構 JANPIAのサイトに飛びます)
「公共交通は時間に制約があり自由に移動できない」「家からバス停まで遠い」「タクシーは運賃が高い」などという住民の声を聞き、時間に縛られずにちょっとした距離の移動からサポートできる柔軟な移動方法として有償運送の計画をたて、移動の不便さから外出困難になる現状を変えていくことで、地域住民がもつと安心して暮らし躍動的な活動ができるように、65歳以上で移動に困っている方に地区内の移動支援を行う。 有償運送システムの利用料金は、距離にかかわらず、鍋山地区内であれば片道300円で乗車できることを原則とし、月額2,000円で乗り放題となるパスポートも発行する。
「地域まるごと子育て縁」は、コロナウイルス感染拡大で休園・休校になった2020年の春、地域の協力者を得ながら子どもたちの預かり保育を行った「みそ汁学校」で聴かれたシングルマザーや子育て世代の声をきっかけに構想した。
本事業の目的は、近隣に血縁・地縁が乏しく、子育てのサポートを得にくい家庭に対して保育・教育サービスを提供し、有事に頼りあえる共助のネットワークを構築することである。
具体的な活動として、交流体験型施設「食の杜」の古民家を基点に、雲南独自のモンテッソーリ教育に基づいた保育や自然体験活動を未就学児に向けて提供するほか、地域関係者との多世代交流イベントを定期的に開催する。
さらに、運営を一事業者に閉じず、地域に密着した保育事業を行ってきた社会福祉法人たんぽぽや子育て支援センター、「地域おせっかい会議」などとの連携を通じて、2年で木次エリア、5年で市全域をカバーすることを目指す。
地域社会に出ることが不安(社会的・職業的自立の困難や危機感)のある大学生は”就活”を通した大学卒業後のキャリア形成を考えたときに、大学以外の相談場所や大手就活サイトからの情報入手のための相談窓口に困り誰に相談して良いか分からずに孤立している。
そんな大学生を対象に、在学中から地域社会と関わる機会をもち、自身のキャリアへの不安を少しでも払拭し、地域社会に希望を持てるように本申請を通して支援していく。
具体的には、孤立する大学生が「気軽に相談できる窓口」「地域社会に関われる機会」「地域との繋がり」の3つのフェーズを支援していく。
「気軽に相談できる窓口」:大学生の身の回り以外にも第3の相談窓口という機会があることを知ってもらう。また面談を通して自分自身の不安を整理し、地域社会で一歩踏み出せるように計画立てのサポートを行う。
「地域社会に関われる機会」:大学生の不安を解消するために踏み出す一歩として機会提供を行う。弊社が受け入れ先となる組織と対話しプログラム設計を行う。こうした機会を通して、大学生の受け入れ先を島根県雲南市に増やし、大学生が成長するだけでなく、その大学生に刺激を受けた地域住民も成長したり未来に希望を持てるような副次的効果も目指す。
「地域との繋がり」:大学生が地域住民と繋がることでロールモデルとなる人が生まれることによりキャリア形成の一助となり地域社会へ希望を持てるように、地域住民と大学生の繋がりを取り持つ。
「生活不活発病」を食とアウトリーチで支えるネットワーク事業~生活不活発病(社会的、身体的、心理的に虚弱の状態)が懸念される方(主に高齢者)に、栄養教室や食品の移動販売を通じて、各々の身体状況に適した食を選ぶ力を養い、食生活を見守るアウトリーチ型の活動。
特に、生活習慣病などの持病がある方は服薬や治療と並行して食生活習慣の改善や栄養への配慮が必要なので、管理栄養士や食品を販売する事業者などと連携して接点を増やし、多職種のネットワークで食生活の改善を支援する。また本事業のネクストステップとして、孤立しがちな男性高齢者等も巻き込みながら、意欲ある活動者を育成する講座や地元野菜の活用を通じて、本ネットワークに携わる人材を継続的に発掘する。
① 栄養講座、食育人材講座の実施
② 栄養惣菜の開発、製造
③ 移動販売車で対面栄養指導、惣菜販売
④ 高齢者による販売モデルの設計
2021年度、公益財団法人南砺幸せ未来基金、公益財団法人うんなんコミュニティ財団、公益財団法人東近江三方よし基金が組織するコンソーシアムは、休眠預金を活用して一般財団法人日本民間公益活動連携機構が実施する「草の根活動支援事業」の資金分配団体に選定されました。
私たちは、誰もが他人のことを自分ごとに思い、地域で安心して暮らせる持続可能な全世代型地域共生社会の実現を目指しています。
地域の様々な関係者が、暮らしの中で生きづらさを感じる人たちを支援することで地域とつながり、住民一人ひとりの暮らしを支える・支え合う、地域の自治力を高める実行団体を公募・採択しました。
応募団体の公表
2021年11月29日(月)〜2022年1月31日(月)17時まで公募しました。標記助成事業について、下記の団体から応募がありましたのでお知らせします。
〇 躍動と安らぎの里づくり鍋山
〇 Community Nurse Company 株式会社
〇 多世代が関われる八百屋を作る会
○ 一般社団法人Community Careers
○ あそびばキッチン・コンソーシアム
○ ソバにいるよ プロジェクト
実行団体決定までの経緯
■公募期間
2021年11月29日〜2022年1月31日
■応募団体総数
合計6団体
■審査選考
2022年2月22日に、外部委員5名による審査選考委員会にて決定
■決定した実行団体(4団体)
※助成額は実行団体より提出いただきました事業計画書・資金計画書に基づき算定しております。
■事業期間
2025年2月末日まで
雲南市内の小中学生・高校生で、特別支援学級に所属しているこどもたちや不登校 の児童・生徒、経済的に困難な家庭の子どもたちを対象に様々な体験活動の場を提 供する。
雲南市のキャリア教育プログラム【「夢」発見プログラム】の目指す「生き抜く力」を「個性を育むプロジェクト」が学校・家庭・地域(企業・NPO等)・行政と連携・協働して育んで行く。
雲南市の地域自主組織2地区でモデル事業として以下を実施し、地域住民と顔の見える関係を築くことでお互いが地域で安心安全に暮らすことができる町を目指す。
①日本人住民と外国人住民の交流型の日本語サロン(週1回)実施
②日本語サロン参加の外国人を地域での既存の活動(体作りや防災教室など)参加につながるようコーディネート、サポートし、地域活動への参加率をあげることによっ て元々接点のなかった日本人住民と外国人住民の関係づくりを行う
③日本人住民には外国人とのコミュニケーション方や理解講座(やさしい日本語講座等)を実施し、外国人住民の生活相談や簡単な支援に関われるようにする。
これらの活動により外国人住民が個人で必要な情報や支援を得、在住地区の行政機関(交流センター)や総合センターを利用できるようにする。
雲南市の産前産後・子育て世代の孤立や孤育ての解消・予防として、妊娠中から産 後のことを見据えたサポート体制作りや、子育て中のママ同士が不安を気軽に相談し共感し合える場作りとして「 LINEオープンチャット運営事業」を行う。
また、当事者が 産前産後の状態や状況を理解でき、主体的に行動できる女性や産後も心身共に元 気に子育てする女性を増やすための「ママへの教育・産後ケア事業」やママ達がやりたいことにチャレンジして自分らしく人生を楽しむためのコミュニティ作りとして「ママチャレンジ応援事業」を行っていく。
地域との繋がり、地域で頼れる場所・頼れる人を 増やし、母親の役割負担を減らすため、行政や自主組織と共に、子育て世代が多世代と交流できる機会を作る地域連携事業を行っていく。これらの事業により孤立は 解消され、ママ同士や、地域と子育てをする女性がつながり安心して子育ての出来る 雲南市を創造していく。
産前産後ケアはぐの活動は、こちらで随時発信しています
学校での学びづらさや過ごしづらさの背景には、 LDやHSP、ASDなどがあるが、外見からは障害が分かりにくいため、その分特性や対応法の理解が遅れており、辛い状況に置かれ子どもが不登校になることも多い。不登校を受容できない親は、「ショック ~否認~悲しみと怒り」の障害受容段階を呈する。子供の不登校をめぐって、夫、祖 父母との葛藤も抱えていることも多い。
そこで、親だけでなく地域の人や祖父母など が気軽に特性や対応を学べる場を作り、理解者を増やす。親の会など気持ちが分かってもらえる場や、特性や対応を学べる場に参加してみようとしても、それらの情報になかなかたどり着けない。
実行団体は、市内外の既存の親の会、学ぶ場、 活動などの情報を集め、実行団体のホームページを利用して情報発信をしたり、相談に乗ったりし、求める情報にたどりつきやすくする。それによって、障害受容ができ ている保護者(先輩ママ)と出会い、大丈夫と安心できるようにする。
みかた麹杜舎の活動は、こちらで随時発信しています
応募団体の公表
■一次公募
2020年12月21日から2021年1月24日まで公募しました。標記助成事業(一次)について、下記の団体から応募がありましたのでお知らせします。
〇 農事組合法人春石
〇 ICT調所
〇 3C夢Club実行委員会
■二次公募
2021年3月5日から2021年4月16日まで公募しました。標記助成事業(二次)について、下記の団体から応募がありましたのでお知らせします。
〇 うんなん多文化共生まちづくり協議会
〇 光プロジェクト株式会社
〇 産前産後ケアはぐ
〇 一般社団法人みかた麹杜舎
実行団体決定までの経緯
■公募期間
第一次
2020年12月21日から2021年1月24日
第二次
2021年3月5日から2021年4月16日
■応募団体総数
合計7団体
■審査選考
第一次
2021年2月8日に、外部委員5名による審査選考委員会にて決定
第二次
2021年5月10日に、外部委員5名による審査選考委員会にて決定
■決定した実行団体(4団体)
※助成額は実行団体より提出いただきました事業計画書・資金計画書に基づき算定しております。
■事業期間
2023年2月末日まで