★お知らせ  

2023年4月1日　ごみゼロ先生募集開始

2023年4月1日　「第1回説明会」開催

2023年4月6日　「第2回説明会」開催

2023年4月7日　「第3回説明会」開催

2023年5月23日　「第1回研修会」開催

2023年6月20日　「第2回研修会」開催

2023年8月30日　「中間報告会」開催

2023年11月6,7日　「最終報告会」開催

★脱炭素宣言をした雲南市の2022年 

雲南市は「ごみゼロ社会の実現」を脱炭素推進の目標の1つとして掲げています。これには、地域住民一人ひとりが、排出するごみをできるだけ減らすことが重要です。

弊財団では2022年度、地域の24団体と連携し、延べ433人の参加者と勉強会やキエーロコンポストのワークショップを実施し、市内に81基のキエーロコンポストを設置しました。コンポスト設置に伴う調査では、1人1日あたり150gの生ごみを削減することができました。雲南市人口で換算すると、1年間で約2000tものごみ削減になります。

★雲南市には市民のごみゼロ先生が必要 

昨年度の勉強会では「自分の街のごみを減らす方法を知ることができてよかった」「こういうことを知る機会をもっと増やしてほしい」という声がありました。昨年は一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンのみなさんが雲南市を訪れ環境の課題と提案を伝え、市民が考える機会を持つことができました。今後は雲南市の環境を守る知識を市民が身につけ、市民同士で伝えあえる市民の先生たちが必要です。

そこで今年度は、弊財団と一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンが協力し、地域での取り組みをリードする市民の"ごみゼロ先生"を育成し、地域でこのようなごみを削減する活動を継続できるような体制づくりを目指しています！

★ごみゼロ先生とは

雲南市内のごみ削減推進のため、地域住民の活動をリードする存在です。

2023年9月現在、ごみや生ごみ、キエーロコンポストに関する研修会を受講いただき、認定を受けられた方が「ごみゼロ先生」として活動しておられます。 

★ごみゼロ先生研修会

5月23日と6月20日にごみゼロ先生にご応募された方への研修会を開催しました！

ごみや生ごみ、コンポストに関する座学を受講し、ごみ削減のための知識をつけていただきました。また、ごみゼロ先生になってどう活動していきたいかを考えていただき、今後の活動目標も設定しました。

5月23日に開催した研修会では、弊財団スタッフ兼ごみゼロ先生3名とZWJ3名、ごみゼロ先生応募者3名、合計9名の参加となりました。

発酵学に詳しい方やコンポストワークショップを実際に開催なさっている方、保育園の延長など、様々な年代、ご職業の方からご参加いただきました。

・参加者からの声①

緑の設置型コンポストを活用しているが、烏が来たり、匂いがきつかったりと悩みを感じている。

・参加者からのお声②

電動のコンポストを20年間使用しておりキエーロコンポストを最近導入してみたが、家族が多く大量の生ごみが出るため使い方を工夫していきたい。

・参加者からのお声③

キエーロコンポストに草を投入している方が、米ぬかを一緒に投入するとしっかり土になった。大量の草が土になり土が増える状況になっているため、土の使い道に困っているが、プランターで夏野菜を育てるのに使う予定がある。

★ごみゼロ先生中間報告会

ごみゼロ先生の中間報告会を8月30日に開催しました！

6名のごみゼロ先生にご参加いただき、ごみ削減に関する活動や今後どのように活動していくかを報告していただきました。

みなさまがコンポストを実践なさっており、生ごみが実際に消えることが本当に楽しいというお声をいただきました。

また、普及活動を行っていく際に、１度使ってみたらキエーロコンポストの良さ(匂いがしにくい、生ごみが消える等)を分かっていただけますというお声もありました。

今後も講演での登壇やコンポストワークショップでの講師、ごみ削減普及活動を行っていただきます。

市民の方が少しでもごみ削減への意識を高め、みなさんが一丸となって持続可能な地域をつくっていくことを願っております！

★ごみゼロ先生最終報告会

最終報告会を11月6日、7日に開催しました！

5名のごみゼロ先生にご参加いただき、中間報告会からの活動報告や交流会を行いました。

ごみ削減について学び始めて以降、生ごみは徹底してすべてコンポストに入れていらっしゃる方

独自で底付きコンポストの試作製作に取り組んでいらっしゃる方

キャンプ時にバック型コンポストが使えるのではと考えておられる方

避難所でのコンポストトイレ実現のために情報を集めていらっしゃる方

身近な方へキエーロコンポストの良さやごみ削減の知識を伝えていらっしゃる方

みなさまがごみゼロ社会の実現に向けて取り組んでいらっしゃり、引き続きこの活動を続けていただきたいと思います。

また、市民の方々も一人ひとりができるとこから少しずつ取り組むことが重要ですので、

ぜひごみゼロ社会の実現を目指して一緒に進みましょう！