‐脱炭素フォーラム2025‐これからの稼ぐ力を創る「地域循環型ビジネスモデル発見フォーラム」を開催しました!
持続可能な地域づくりを目指し雲南市で進められている取り組みの一つ「地域エネルギー転換」。
今回のフォーラムでは、全国で活躍されているゲストをお招きし、「サーキュラー」「交通+系統用蓄電池」「断熱」などの視点から、幅広い業種で活かせる最新のビジネスモデルをご紹介しました。
◇◇ 概要 ◇◇
日 時|2025年9月30日(火)14:00~16:30
会 場|チェリヴァホール3階 大会議室 (島根県雲南市木次町里方55)
参加費|無料
ゲストスピーカー
‐ サーキュラー / 町田 紘太 氏
‐ 交通+系統用蓄電池 / 中島幹彰 氏
‐ 断熱・建築 / 内山章 氏
プログラム
1.開会挨拶・趣旨説明
2.ゲストによるショートプレゼン
3.分科会
4.クロージングジング

ゲストスピーカーのお1人目fabula(株)代表取締役 町田様からは、食品廃棄物を乾燥・粉砕・熱圧縮し、100%食品廃棄物由来の建築資材や什器を作り出す取り組みについてお話いただきました!
コーヒーのかすから生まれたゴルフピンや、白菜とコーヒーかすなどで作った椅子、酒粕を使用した鍋敷きなども紹介されました。
説明後の分科会にて、「竹も使えますか?」という質問に対して、「竹は成長が早く、管理すればとても活用しやすい素材で、製品にもできると思う」とのご回答がありました。その他にも参加者の皆さまからの多くの質問にお答えいただきました。
コギコギ(株)代表取締役 中島様からは、それぞれの地域に合った交通課題の解決策を提供し、長期的な収益が見込めるビジネスモデルについてお話いただきました。
具体的には、収益事業として系統用蓄電池事業、低収益事業として公共交通、新規事業としてeモビリティ事業、という民間主体の「モビリティ地域商社」モデルのご紹介がありました。雲南市の災害危険区域を避けた空き地等を活用してできるそうです!
「断熱学校」共著者/建築家 内山様からは、学校や公共施設における断熱対策の重要性や、断熱ワークショップの取り組みについてお話しいただきました。
学校では、生徒が実際に工具を使いながら断熱ワークショップに取り組み、より快適で学びやすい環境づくりを進めました。また、建築士等の資格がある方向けに、全国どこからでも受講可能な人材育成の機会も設けておられます。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

