ご挨拶
ページをご覧くださり、ありがとうございます。
僕らは浪花の大松と月を見ながら地域の人が楽しく語らい、集う場をしたいと「酒と肴と、月と松と、」という角打ちイベントをこの指止まれで集まってはじめた60代・40代・30代のメンバーです。僭越ながら言い出しっぺとして代表をさせていただきます石原達也と申します。
2025年10月に開催した第1回のイベントはドキドキでした。本当に人が来てくれるのか不安に思うメンバーも多い中、机を並べ提灯をかけて準備し、いざスタート時間になって明かりを灯しても関係者しかおらず、時計を何度も眺めて「ダメだったかな…」と思っていたら空が暗くなるにつれて一人二人と人が集ってくださり、気が付いたら50人・60人近くの人が集まって、見知らぬ人とも並んで乾杯し、月を眺めながら楽しく語らう光景が生まれていました。いつも気になりながら通りすがりに眺めていたこの大松もなんだか輝いているように思えました。11月の第2回には親子連れも含めて多くの人が集まり、「はじめてこんなに知らない人とたくさん話した」「いろんな人に出会た」「楽しかった」と言って関わってくれる人、新たに訪れてくれる人も増えていく中で、もっとこの松に人が集えるようにしたいと思うようになりました。
そうして迎える12月。年末であり、クリスマスです。クリスマスでもバレンタインでも柔軟に取り入れて楽しくむ日本人らしく、この大松に負担かけない程度に和洋折衷イルミネーションを施し、クリスマスツリーにすることで、もっと多くの人、通る人に大松のことをこの街のシンボルとして再認識してもらい、もっと様々な人が松の下に集う機会をつくりたいと考えています。そして、人が集いシンボルとして松が愛されていくための取り組みを続けていきます。

このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは、2つのことの実現を目指しています。
1つが、浪花の大松にイルミネーションを施しクリスマスツリーとして街のシンボル性を高め、また人が集う場をつくること。

イルミネーションのイメージ
2つめが、今は浪花酒店さんが負担しているこの大松の消毒などの維持を少しでも多くの人で支えることです。
1つ目の大松のクリスマスツリー化についてはクラウドファンディングでご支援いただいたお金でイルミネーションや装飾を購入し、プロのサポートをいただいて松に負担がかかり過ぎない形での設置を行います。クリスマス1週間前の12月18日に点灯式をすることを目指して装飾を行います。この点灯式の日には松を眺めながら集えるイベント「浪花クリスマス」も開催します。「日本のクリスマスはこたつでシャンパン!」の和洋折衷をテーマに、様々な人が一緒に軒下に並べたこたつであたりながらシャンパンやワインと松ツリーを楽しめる角打ちイベントとして企画しています。この松ツリーは周辺住民の方々とも相談しながら12月いっぱいできれば1月まで続けることで松を見て冬を楽しめる時間と、また街のシンボルとしての大松に注目いただける機会とします。
2つ目は、大松の維持には選定や松に虫がつかないように消毒をするなどが必要です。これを1回分ではありますが、クラウドファンディングで集めさせていただいたお金で専門業者さんに依頼し、大松が今の姿で維持していくことに目指します。地域のシンボルとして、みんなで少しずつ出し合って守っていく流れにつなげられればと考えています。
この2つを実現することで、地域のシンボルとしての浪花の大松を守っていきます。

浪花酒店と大松
プロジェクトの背景
今回、プロジェクトを企画した理由には2つあります。
1つは、木次地区八日市エリアに新たな交流の場をつくることに価値を感じたからです。
まだ2回ではありますが、大松の下で角打ちイベントを開催する中で、軒下という半分外で自由に集える空間だからこそ、様々な人集まってもらえること、またもう一方で地域で集まる機会をつくったことであちこちでプチ同窓会ともいえる同級生が再開し杯を交わす光景が多くみられ、地域の繋がりを再構築するような場にもなっていることを感じています。木次では駅に近い三日市エリアで空き家の活用事例が増えており、空き家でのイベントや東京の企業がオフィスを構えるなど新たな賑わいが生まれてきています。一方で八日市はお店もかなり少なくなり、街灯も少なく、日が暮れると真っ暗になってしまいます。この静けさも魅力の一つではありますが、寂しさとして感じている声も聞きます。またイベントなどの企画実施をするのも八日市の交流センターだけになってしまっており、新たなに担い手が不足していることを感じます。その中で浪花の大松という長く存在する地域のシンボルの下に定期的に集まっていく機会をつくり、いつの日かそこが誰もが理由が無くても気軽に集えるような場になっていくことで、地域に適度な賑わいと世代を超えたつながりをつくっていきたいと考えています。
もう1つは、このシンボルである大松自体の維持です。今、この大松の維持は土地建物の所有者である浪花酒店さんが担っており、名所案内看板も立つような名所であるにも関わらずその維持は個人が担っています。400年以上守られてきたこの地域のシンボルがある風景を子や孫の世代に受け継いでいくためにも、少しずつでも地域みんなでその維持を手伝い、支えていけるような機会づくりを、この場づくりと共に進めていきたいと考えています。

地域のシンボルである大松
これまでの活動
2025年 8月21日 企画発案
2025年 8月27日 第1回「酒と肴と、月と松と、」打ち合わせ、その後メンバー集め
2025年 8月21日 企画発案「酒と肴と、月と松と、」広報開始
2025年10月 6日 第1回「酒と肴と、月と松と、」開催
2025年10月24日 第2回「酒と肴と、月と松と、(時々、珈琲)」広報開始
2025年11月 4日 第2回「酒と肴と、月と松と、(時々、珈琲)」開催
2025年11月 4日 「浪花クリスマス」企画・ファンドレイジングの打ち合わせ
以降、イルミネーションの選定など準備を実施、すでに一部購入

11月4日に実施したイベントチラシ

11月4日 イベントの様子
実施スケジュール、これからの活動
2025年11月26日 クラウドファンディング広報開始、SNSでの広報開始
2025年11月末予定 クラウドファンディングのチラシ配布、地域での回覧声掛け
2025年12月上旬 設置に関する打ち合わせ、業者確認
2025年12月上旬 12/18「浪花クリスマス」広報開始
2025年12月15日頃 イルミネーション調達
2025年12月17日 イルミネーション設置作業
2025年12月18日17:30 イルミネーション点灯式・その後「浪花クリスマス」実施
2025年12月18日~ イルミネーション点灯
寄付金の使途
目標総額 24万円
イルミネーション設置作業委託料 3万円
イルミネーション購入費 10万円
大松の防虫消毒・選定作業委託料 7万円
返礼用クリスマスカード印刷費 7,360円
クラファン手数料 32,640円
返礼品について
イルミネーションした浪花の大松のクリスマスカード
※ご寄付いただいた方全員にお渡しします。イベント開催時、または浪花酒店さんでのお渡しを予定しています。
最後に
伊能忠敬も見上げた浪花の大松がある風景を守りたい。でも、ただ守るのではなく、そこに人が集い、楽しい思い出を持つ人が多くある場所になってほしいと取り組みをはじめました。あの浪花の大松がクリスマスツリーになったら素敵だろうな。それを見ながら、いろんな人と酌み交わせたら楽しいだろうな。懐メロのクリスマス曲をかけて、シャンパンやジュースの栓を開け、寒い寒いと言いながら上を眺める。楽しい想像ができて、楽しい思い出がある場所に浪花の大松をすることで、この風景を守りたいな、無くしたくないなと思う人が増えていく、それが繋がっていくことを目指しています。ぜひ、一緒に、楽しみながら参加してもらえればうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
メンバーからのメッセージ
石原達也さん

僕も去年までは大松が気になりながら通りがかる住民の一人でした。面白そうをみんなのものに。この貴重で大切な大松を楽しんで守る取り組みの仲間入りをどうぞよろしくお願いいたします。
浪花一浩さん

松の維持管理は大変です。木次町八日市のシンボルを守るために、皆様のご協力よろしくお願い致します。
佐野慎太郎さん

歴史ある松のもとで新たな歴史を紡ぎましょう!楽しく美味しく暖かい場となるよう頑張ります!応援よろしくお願いしますー!
石田裕貴さん

皆に愛される、隠れたまちのシンボルを、、、応援よろしくお願いします。
深田誠さん

日頃、この浪花の大松の横にある、八日市交流センターで地域づくり活動をしています。地域の宝でランドマークでもあるこの大松を街の賑わい創出に生かしたいと考え、10月から月に一度酒屋の角内イベントを開催し、改めて皆が気軽に集える場づくりが大切だと感じました。但し、樹齢450年とも言われる浪花の大松も費用面を含め管理が非常に大変なのです。この地域の宝を今後も守っていけるよう多くの皆さまのお力をお借りしたいです。ご支援のほどよろしくお願い致します。
応援者からのメッセージ
三瓶 浩己さん(つちのと舎)
古き良き哀愁漂う木次の街並みにふさわしい場所が、浪花酒店さんです。そんな所で角打ちができるなんて楽しすぎます!おまけに歌謡曲DJもあります!!ぜひ応援お願いします!
杉原 雅也さん(幡屋便利軒)
そこには、お祭りの原点がありました。地元の人も、新しく来た人も、町外からふらりと訪れた人も。老若男女が同じ時間をゆるりと共有しながら、月を眺めたり、缶ビールを楽しんだり、ビール箱の椅子に座って語り合う。子どもの頃に見ていた町内会の宴の記憶がふっと戻ってくるようなそんな素敵な場所です。この景色がこれからも続きます様に応援しています。
堀内結子さん
400年以上も地域を見守り続けてきた浪花の大松をこれからは地域のみんなが楽しみ友好を深めながら守り続けていく。そのスタートとなる今回の大松をクリスマスツリーにする活動を私も応援します。大松のもとでいくつもの出会いと笑いがあふれることを願って!
白石章二さん
地域のみんなが「あったら良いな」と思う事を小さく上手に始めて成長させていく「遠足計画」の石原代表が目をつけた「浪花の大松」。八日市に新たににぎわいを作って松の保全につなげようという素晴らしい企画です。「酒と肴と松と月と」は既に2回実施していて、毎回地域内外から多くの人が集まってきた実績があります。浪花酒店の浪花さん、隣にある八日市交流センターの深田さんも引っ張られて活動を積極的に進めています。石原さんが呼び水になって地域の主役たちがその気になったこの活動を、皆さん応援よろしくお願い致します。 これが成功事例となり他の地域の活性化にもつながって行くことを期待しています。

