5月28日(日)に雲南市役所本庁舎にて、環境会議と総合計画策定キックオフフォーラム・環境フォーラム合同開催が行われました。参加者は70人に上り、幅広い世代のみなさまにご参加いただきました。
吉山治副市長から「脱炭素社会を目指した地域らしさをもった取り組みを進めたい」とあいさつと脱炭素社会実現計画の骨子案の説明がありました。
"ごみゼロ"は脱炭素社会実現計画のための柱の一つで、ごみは資源であり、ごみのイメージを変えて、活用していく工夫が必要と市民へ呼びかけがありました。
続いて弊団体より昨年度行った市民主役の環境勉強会やコンポスト作成の活動についてご案内を行いました。
雲南市ではごみを乾燥・加工しRDFという燃料にしています。生ごみはほとんどが水であり、受け入れるごみ1日30トンを過熱乾燥し、15トンにしています。そのためには、たくさんの燃料が必要なのはご想像どおりです。そこでキエーロコンポストを使って、生ごみを家庭で土に還すことをみなさんに紹介しています。
昨年度、雲南市内各地でキエーロコンポストが作られました。地図はその数を表しています。ひとりひとりの個人のごみを減らす成果が大きなインパクトになっていくことでしょう。
環境会議では、脱炭素活動を身近にするスマホ用アプリ「SPOBY」を株式会社スタジオスポビー夏目社長が披露しました。2030年のカーボンニュートラル実現のために、市民の行動変容が必須であり、人々の行動変化を促す仕組みとしてSPOBYを開発した話を紹介しました。SPOBYは私たちの行動を見える化するアプリで、私たちが車を使わず歩くことで排出されなかった二酸化炭素CO2をポイントとして得ることができるアプリです。
また、雲南市独自の試みとして、コンポスト利用で生ごみを土に還すことでもポイント獲得ができます。知地域事業者にとってはSPOBYを使うことで集客につながり、ひいては地域の経済活動につながり、そして雲南市全体がエコ活動とともに盛り上がっていく可能性があります。
SPOBYで生ごみのコンポスト利用や徒歩・自転車の利用で貯められるポイントで手に入る特典の数々です。ぜひ雲南市でSPOBYを利用してみてください。
▷▷▷SPOBYについて詳しくはこちら
環境会議のトークセッションは11時に終了し、そののち参加者はキエーロコンポスト作成やキエーロコンポスト体験ブースに足を延ばしました。
また、自宅から実際に生ごみを持参し、キエーロコンポストを実際に体験。コンポスト内の土をほり、生ごみを自然に還す体験をしました。
また、アプリ「SPOBY」に自分が投入した生ごみの情報を登録し、脱炭素ポイントをゲットされた来場者はさっそく特典商品と交換しました。
環境会議には、子ども連れのかたも多くお越しいただき、環境について興味関心がある市民は多世代にわたることがわかりました。
7月12日には環境フォーラム開催が予定されています。ぜひ市民のみなさま足をお運びください。
日時: 2023年7月12日 14時開始
場所: 雲南市木次経済文化会館チェリヴァホール3階
テーマ: リサイクル
脱炭素ポイントがたまるSPOBY使ってみませんか?
スマホをお持ちの方ならばどなたでも参加できます。
特典は多数あります。
また、コンポストを作ってみたいかたのお問い合わせ、勉強会のご要望もうんなんコミュニティ財団でお受けしています。お気軽にお問合せください!
▷▷▷問い合わせ
うんなんコミュニティ財団
雲南市木次町木次29 三日市ラボ内
電話0854-47-7787
平日9-15時
※スポビーの特典交換もこちらのオフィスです。