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映画「福島は語る」を鑑賞して

みんなで島根の原発について

話したい!

 

※終了しました

 

2021年4月12日(月)〜5月10日(月)まで

 

目標金額 209,000円

 

  達成金額:130,582円(62.4%)

ご寄付者数:24名(総登録者数)

 

2021年4月8日

 

私たちは、2018年雲南市在住の3人の子育て中の母親が生活の中で生まれるちょっとした

「なぜ?・どういうことだろう?」をざっくばらんに話しあう場として始まりました。

今回は、私たちの「なぜ?」の一つである原発をテーマに語り合うため、被災者の”生の声”を集めたドキュメンタリー映画を市民の皆さんに見てもらいたいと思いました。

どんなプロジェクトなの? 

※クラファン期間は終了していますが、プロジェクト②、③へのイベント参加希望、活動へのご支援は別途受付中です!

今回、3つの企画があります。

それぞれ単回でもご参加いただけます。

① 4月25日 「3.11から10年。今ある暮らしを見つめてみよう。知っていますか?~島根原発と雲南市~」(場所:大東地域交流センター)

  主催:うんなん・原発を考える会(お問合せ先:090-7591-8517(田中)) 

② 5月16日(日)13:30~ 映画『福島は語る』上映(場所:古代鐵歌謡館) 

《agesogeシネマカフェ✨》~映画『福島は語る』感想シェア会~ “福島を聞いて、島根も語ろうの会🌿”

日時: 6月6日(日)13時~/ 7日(月)10時~

場所: 食の杜 むろやま忠庵

 映画『福島は語る』を観て、感じたこと、気づいたことを聞き合いましょう。そこから、私たちの暮らす島根にもある原発への思いも、お互いの考えを尊重しながら話しあいましょう。

※クラファン返礼品には、この語ろうの会の優先参加が含まれています。

 →詳細・参加申し込みはこちら(申込締切日: 5月28日(金))

 

どんな映画なの?

この映画『福島は語る』は、ジャーナリストの土井敏邦監督の作品で、2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発事故において、被災者の貴重な体験を記録に残そうと2014年から4年間に渡り100人近くの人々から厳選した14名の“生の声”をつづり、2018年に公開された映画です。

この映画は、何かの主張を押しつけるものではありません。

10年前のあの事故が、そこにいる住民1人ひとりの人生にどのような影響を与えたのか、

それを記録したものです。

ただただその“生の声”を聞くところから、原発という大きなテーマに、雲南で暮らす

私たちとして、ざっくばらんに話し合い、自分たちの足元をみつめなおすキッカケにしたい

と思っています。

原発を、自分ごとにするために。

島根県にも島根原発があり、雲南市は島根原子力発電所から30キロに位置しています。

福島でおこった原発事故は、けっして遠いところで起きた災害ではなく、

島根県でも起こるかもしれません。

このプロジェクトを通じて、原発事故を他人事としてではなく、自分ごととして、

多くの皆さんと知り、考える機会にしたいと思っています。

■寄付の使途

 映画の上映費とお話会の開催の開催にかかる諸経費です。

 福島は語る上映費  50,000円

 会場費        30,000円

 広告宣伝        60,000円

 託児費         30,000円

 諸経費        20,000円

 クラファン手数料  総額の10%支出合計(手数料含む)    209,000円

※皆様からいただきたご寄付の余剰分は、以下の福島原発事故関連の非営利団体へ寄付をさせていただきます。

  3・11甲状腺がん子ども基金(https://www.311kikin.org/)

 福島とむすぶ佐渡へっついの家(https://m.facebook.com/sado.hettsuinoie/?locale2=ja_JP) 

福島原発刑事訴訟支援団( https://shien-dan.org/ )

 ひだんれん( https://hidanren.blogspot.com/?m=1 )

■ご寄付の返礼品

ご寄付受付は終了いたしました。クラファン実施団体にご寄付希望の方は、こちらへ。

ご寄付3,000円(①上映後のお話会優先参加権)

ご寄付5,000円(①一般前売り券1枚※当日会場でのお渡し、②上映後のお話会優先参加権)

ご寄付10,000円(①一般前売り券2枚※当日会場でのお渡し、②上映後のお話会優先参加権)

 ※返礼品不要の方、チケットを3枚以上ご希望の方はメッセージに記載をお願いいたします。

    ※上映会当日に託児をご利用の方は、下記アドレスまでご連絡ください。

                 agesoge.hakken@gmail.com(要予約:5月9日(日)締切)

 

《メンバーからのメッセージ》

【坂本 美緒】

私は3.11当時、福島第一原発から40キロの、滝桜のある福島県の三春町に住んでいました。

東北が大きく揺れたその夜、原子力発電所に何かトラブルが起こったら重大な事故となりうることを知っていたので、娘を連れて避難をはじめました。

その後、状況をみながら2ヶ月後に島根に避難移住を決めて今に至ります。避難者として移住者として、この10年、私が経験したことを活かし伝えるには何ができるだろうと模索しながらの日々が続いています。

地震や降雨による自然災害は避けられない。でも、原子力災害は、防げる災害です。

原発の抱える課題は経済、環境、人権、など多岐にわたり、1市民には果てしなく大きなことでもあります。でも、この現状を変えられるのは小さな1市民であることを私は知っています。

今回のクラウドファンディングは、記録映画である『福島は語る』を観ることで、10年前の福島第一原発事故がもたらした特別でない個人の体験を知り、今ある自分の暮らしの足元を見直すキッカケにしたいと、企画しました。

また上映後のお話会では多くのみなさんと感想や思いを共有し、これからの未来に向けてありたい社会を、仕組みを、つくっていきたいと思っています。

【吾郷 希穂】

私の実家はボランティア活動が当たり前、という家族でした。雲仙普賢岳、阪神淡路大震災。数日滞在して自分達のできることをボランティアセンターを通じてしていました。

東日本大震災当日。私は専門学校へ通っていて新宿で被災し、東京のど真ん中のビル五階が大きく横に揺れました。その動揺とTVから流れる津波の映像に恐怖を感じ、眠れず不安な夜を過ごした翌朝。帰宅難民でごった返し異様な雰囲気の新宿駅から停まったり遠回りしていつもの4~5倍の時間をかけ、なんとか帰宅しました。

1か月過ぎた頃、空いていた実家の離れを被災した方へ貸し出すことに決めました。インターネットへ掲載するとすぐに連絡があり富岡町で被災された家族(大人5名、子ども2名、犬3匹)が避難して来ました。PTSDだったのでしょうか。その家族の小学二年生だった女の子が昼夜問わず泣き叫ぶ。その感極まった空気を感じてか犬達も興奮して激しく鳴き、それが繰り返ししばらく続く…ということが何度もありました。

一年を経たずにそのご家族は近くにアパートを借り、引っ越しをしましたが、そのご家族とは今でもお付き合いがあり、「帰りたいけれどもう帰れない場所になってしまった」と故郷富岡町への想いを聞いています。そして10年が経ちましたが、「フクシマ」は何も変わっていないという気がしています。もっと福島の事を知ってほしい。

一母としてできることの第一歩として、この企画を皆でしました。いろんな年代の方に見て頂きたいです。

【マラー 詩乃】

原発ってなんなんだろう?やっぱり必要なのかな?

今、原発がなくなると困る人がいるらしい。だから「どちらともいえない」そういう気持ちの人なのは、みんな同じなようです。

結局、どうしたらいいんだろう…?

とりあえず、知って話してみることからはじめてみたいな。

体験をしていない私は、まず原発事故の影響がどんなものかを知りたいと思います。

でも、「原発がなぜ今必要なんだろう」と、1人で考えると難しそう。みんなと話すことから始められないかな。そしたら、もっと知りたいことが出てくると思う。みんなで学びあえないかな。

今までもいろんなテーマで話し合って来ました。みんなで聞きあい、話しあうことって楽しいものですよね。ちょっとよってごしない。ご参加お待ちしています!

■寄付者様からいただいたメッセージ

・ざっくばらんにお話できる場そのものがとても貴重だと思います。活動をありがとうございます。応援しています!(雲南市 I様)

・楽しみにしています。(雲南市 K様)

・私にとって東北は第二の故郷です。災害はいつ誰の身にも起こること、他人ごとではなくジブンゴトとして、この素晴らしい取組を応援しております!(日程が合えば上映会ぜひとも観たかったです) (雲南市 Y様)

・がんばってください!! (香川県 I様)

・実施者の皆さんの想いが多くの方に届くことを願っております。微力ながら応援させて頂きます。(雲南市 S様)