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心の病気(=生きにくさ)を

感じている方の

「心の安全基地」を作りたい!

  ※終了しました※

 

2021年2月15日〜3月31日まで 

目標金額 300,000円

達成金額 292,830円

寄付者様 50名

2021年2月6日

 初めまして。「心のベースキャンプ」メンバーの原谷です。

 私たちは2020年8月、地域で病気の有無に関わらず、ひとりで生きにくさを感じる方が、誰かに相談できる状態に繋がるようにはどうしたら良いのだろう?とメンバーで話をしたことがキッカケで結成しました。

「心の安全基地」とは?

 私たちは訪問看護や相談員などの仕事をしている中で、人間関係の悩みにより、生きにくさを感じて社会へのつながりから遠ざかっている方が少なからずいらっしゃると感じています。それは、「当たり前」「常識」という枠が社会のなかで多数存在し、それに捉われているのが理由の一つではないかと思います。そのため、自分と他者との違い、価値観の違いを理解する「コミュニティ」の枠を作っていきたいと考えています。

生きにくさを感じている方への関わりとしては、今起きている症状を治すことに捉われず、その人へ安心安全を提供することが大切です。その安心安全は「心の安全基地」と言われ、それが私たちのグループ名である「心のベースキャンプ」の由来にもなっています。自分と他者との違い、価値観の違いを理解し、個性や才能を社会と繋ぎ、安心安全のベースキャンプを作っていこうと思います。

どんなプロジェクト?

 現在、私たちは心の病気(=生きにくさ)を感じている方が、「心の安全基地」が持てるようにと様々な活動をしています。今回は、作者の方の作品を活かしたカレンダーを作成することで、作家さんが社会と繋がることを目的としたプロジェクトを行いたいと思っています!

 日頃、心の病気(=生きにくさ)に悩みながらも絵や詩などを制作している方々に出会います。その方々の作品は魅力的であるにも関わらず、社会とのつながりが薄いために、周りの人に見てもらう場がない状況でした。そこで”作品を見てもらえる場”、”作品を通して社会とつながる場”の創出を目的に「じょうねつの花~身近な作家の個性展~」という作品展を約3週間開催しました。100名を超す方々が来場され、来場者からは作家さんに対して温かいメッセージが届きました。そのメッセージを作家さんへ渡すととても喜ばれ、とある方からは「月の暦」という作品をカレンダーにしてほしいと希望がありました。

 この希望の実現が作家さんが社会と繋がるキッカケになる、また多くの方と「コミュニティの枠」を作るキッカケになると思い、カレンダーの制作に取り組みました。

これからの活動予定

 今後も、その人らしさが溢れるような個性展を展開し社会へのつながりを生む活動の継続をしていきたいと思ってます。

 また、生きにくさを感じる方、その方を知るご家族や近所の方、地域の方などと一緒に対話を取り入れた活動も行っていきたいと考えています。それより、“対話型社会”を目指すことができればと考えています。

 対話型社会とは、議論のように結論を出すことや優劣を決めることではなく、対話によって多様性の中で違った意見や価値観、文化を分かち合っていく社会を言います。多様性が溢れ始めた今の時代は、正解のない予測困難な時代だと感じています。だからこそ、議論(ディスカッション)型から対話(ダイアローグ)型社会を目指すことは大切だと感じます。

 このような活動は、誰も取り残さない、持続可能なまちづくりに繋がっていきます。ぜひ賛同されるみなさんと一緒に、活動を行っていきたいです。よろしくお願いいたします。

■寄付の使途

カレンダーの作成費や送料、今後の展示会開催に必要な備品購入費、活動する際の諸経費です。

展示会の備品代        100,000円

商品作成費          80,000円

広告宣伝費          24,000円

卓上カレンダー印刷代     45,500円

ポスターカレンダー印刷代    20,800円

送料             6,000円

包装代            89,000円

諸経費            14,800円

合計             300,000円

■ご寄付の返礼品

2,000円・・・①活動報告書 ②ポスターカレンダー(※直接お渡し)

3,000円・・・①活動報告書 ②卓上カレンダー(※直接お渡し)

5,000円・・・①活動報告書 ②卓上カレンダー (※郵送(送料込))

10,000円・・・①活動報告書 ②卓上カレンダー ③ポスターカレンダー (※郵送(送料込)) 

※直接お渡しの場合、商品および活動報告書のお渡しは下記の通り行います。

   ◆お渡し期間:2021年3月22日(月)~4月8日(木)

   ◆受付時間:10:00~16:00

   ◆場所:訪問看護ステーションコミケア(雲南市三刀屋町三刀屋1065-1) 

 なお、郵送ご希望の方は、送料込みのリターンをお申込み下さい。

 返礼品不要の方は、メッセージに記載をお願いいたします。

メンバーからのメッセージ

原谷直樹(はらたになおき)

訪問看護ステーションコミケア 

看護師

私はコミュニケーションが苦手で周囲からは何を考えているのか分からないと言われていました。しかし看護学生の時にコミュニケーションの世界にのめり込むきっかけとなる出来事がありました。それは実習に苦しんでいた私に教員が「何でもいいから喋ってみなさい。喋らないと何も伝わりません。」と言われたことです。とても当たり前のことかもしれませんが、私にとっては大きな気づきでした。現在は主に精神疾患や発達障害の方の訪問看護を行いながら、NVC、オープンダイアローグ、当事者研究などに関心があり、今後は対話による取り組みをしていきたいを思っています。

岡田浩一(おかだひろかず)

きすき相談支援センターおれんじ

相談支援専門員

私は仕事を通して、生きにくさを感じながらも、素敵な個性と才能をもっておられるたくさんの方々と出会います。この活動では、仕事を通して出会う方々や心のベースキャンプの仲間と、【地域で共にくらす喜びをめざし】た活動が出来ればと思っています。

岩山詩穂(いわやましほ)

訪問看護ステーションコミケア 

看護師

「どうして周りは冷たい目で見てくるの?」

障がいのある弟と外を歩いて感じたこと、幼い時に母に聞いた言葉でした。当たり前の弟の姿が、一歩外へ出ると変わった子なんだって思うしかなく、いつか障がいに向ける視線を変えたいと思ったきっかけでした。弟と離れて暮らす中でも、この社会の生きにくさ、ふとした時に感じることがあります。少しでもこの生きにくさがなくなるよう、私ができる支援を積み重ねていけたらなと思います。

古津三紗子(こづみさこ)

訪問看護ステーションコミケア 

看護師

私は仕事を通して、生きにくさを感じながらも魅力的な個性を持っておられる方々にお会いしてきました。

この活動を通して、そういった方々が社会とつながれるキッカケづくりが出来ればいいなと思っています。

寄付者様メッセージ

・会話が苦手な人、心の悩みのある人勇気を出して相談したり、助けてくれる仲間に出会いましょう。そうすれば道ができるので、悩んでいる方を支えてあげてほしい。(雲南市・U様)

・とても素敵な取り組みだと思います。応援してます!(松江市・H様)

・本活動応援してます!(京都府・H様)

・応援しています!(邑南町・T様)

・離れていたって、いつも応援してます !!素敵な活動、頑張ってください☆ミ(神奈川県・M様)

・身近なところにたくさんの安心と感じられる場がどんどん増えていけるといいなと思います。応援しております(雲南市・I様)

・素敵な場所になりそう、応援しています!(松江市・M様)

・みんなそれぞれの居場所があること、好きなことがあること、そして何かしら社会とつながっていること、そういう場づくりの活動かなと思い応援したいと思いました。(奥出雲町・U様)

・応援しています♪みんなが自分らしく生きられる社会になりますように(雲南市・T様)

・皆様の活動に感謝しております。(雲南市・N様)

・このような素敵な取り組みが、生きづらさを抱える方々の生きがいや笑顔につながると思います。微力ながら、応援させて頂きます。(浜田市・K様)

・応援しています。そしてまた、いろいろ相談させてください。(雲南市・T様)

・様々なマイノリティの方がよりどころにできるような、心の基地を応援しています!(出雲市・K様)

・すばらしい活動だと思います。それぞれが個性を大事にできる社会、すべての人が居場所をもって幸せに暮らせる社会になってほしいと願ってます。そのためにも、今後も頑張ってください!(東京都・M様)

・とても共感できる取り組みです。 頑張って下さい。(松江市・T様)