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たたらの里山クリエイター助成プログラム活動紹介

2022年3月11日

公益財団法人うんなんコミュニティ財団の3大事業の1つに「まちづくり基金」があります。 

 

「まちづくり基金」とは

・どなたでも基金をつくことができる基金

・関心のあるテーマについて基金をつくり、取り組む事業を支援できる仕組みです。

 

令和3年度のまちづくり基金では、NPO法人おっちラボの冠基金たたらの里山クリエイター助成プログラムが立ち上げられました。選ばれた5団体のなかから、地域の小学校の敷地内にある山林を活かした『いわくまのもり』活動を紹介します。活動は、西小学校(大東町)の保護者の自主的な集まりが母体となっています。

 

『いわくまのもり』

いわくまのもりでは、現在、堆肥場づくりを行っています。寒い日が続いた2月下旬、26日に大人3人、子ども7人で集まり、3月13日に開催予定の「第3回いわくまのもり」に向けて、チェーンソーを使って丸太の長さを揃える作業をしました。

 

参加者からは、「初めてチェーンソーを使った。力のいる作業だと感じた」という驚きの声。

第2回目にご参加いただいた校長先生から、「いわくまと隣接する畑の連携ができるといい」とアドバイスをもらって、この堆肥場作りが始まりました。いろんな方のご意見を聞きながら、子ども達にとっても学校にとってもステキな活動になるよう今後も進めていきたいと思っています。

 

今後について

3月13日にはみんなで丸太を積み上げて、落ち葉の堆肥場を作る予定です。いわくま内の落ち葉を集めて堆肥化し、その堆肥を活用して畑づくりも来年度は行います。また毎年スズメバチが出てPTAの奉仕作業時に問題になるので、スズメバチの駆除についても意見交換をしたいと思っています。

 

 

たたらの里山クリエイター助成プログラムとは

NPO法人「おっちラボ」が設置した冠基金。雲南市の8割を占める山林で、歴史的には山林の恵みから資源となった「たたら製鉄」「薪炭産業」で栄えました。しかし、現在では山林が人間の営みから離れ、多様な問題の声が聞かれます。本プロジェクトでは、山林の管理・活用の担い手となる市民が増えることを目指し、林業・森林管理の問題解決につなげていきたいと考えています。

 

うんなんコミュニティ財団では、「雲南地域でこんな活動をしてくれる団体・人を応援したい!」という企業・団体・個人の方の冠基金の設置を随時受け付けております。

詳細は、うんなんコミュニティ財団事務局までお問い合わせください。

 

公益財団法人うんなんコミュニティ財団 事務局

〒699-1332 雲南市木次町木次29 三日市ラボ 

電話&FAX: 0854-47-7787 

email: info@unnan-cf.org