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うんなんの休眠預金等活用事業(2020)

2022年3月23日

 うんなんコミュニティ財団は三大事業「みんなでカンパ」、「課題共有会議」、「まちづくり基金」のほかに休眠預金等活用事業に2020年度より資金分配団体として携わっています。雲南地域では、この休眠預金等活用事業で社会活動をしている団体が4団体あり、2021年度には新たに4団体が選ばれました。今日は、2020年度に採択された団体のみなさんをご紹介します。

 

2020年度休眠預金等活用事業

テーマが「ローカルな総働で孤立した人と地域をつなぐ」で、4団体が2021年度より活動しています。うんなんコミュニティ財団からは資金提供とともに担当のプログラムオフィサーが各団体と伴走し、事業を共に進めています。

 

● 3C「夢」CLUB実行委員会

「個性を育む創造プロジェクト」

 雲南市内の小中学生・高校生で、特別支援学級に所属しているこどもたちや不登校 の児童・生徒、経済的に困難な家庭の子どもたちを対象に様々な体験活動の場を提供しています。

雲南市のキャリア教育プログラム【「夢」発見プログラム】が目指す「生き抜く力」を、それぞれの背景や環境関わらず、獲得できるような支援を行っています。学校・家庭・地域(企業・NPO等)・行政と連携・協働して育んで行くことを重要としています。

 

●うんなん多文化共生まちづくり協議会

外国人住民のためのうんなん暮らし支援事業

雲南市の地域自主組織2地区においてモデル事業を実施しています。雲南市在住の外国人住民が地域住民と顔の見える関係を築くことで、お互いが安心安全に暮らすことができる地域を目指します。

具体的な活動は、 

①日本人住民と外国人住民の交流型の"日本語サロン"(週1回)実施 

②"日本語サロン"参加の外国人が、地域の活動(体作りや防災教室など)に参加できるようコーディネート・サポートし、お互いの交流の機会を増やす

③日本人住民対象に、外国人とのコミュニケーション方法や理解講座(“やさしい日本語講座”等)を行い、地域住民が外国人住民の生活相談や簡単な支援に関われるようにする 

 活動を通じ、外国人住民が自主的に必要な情報や支援を得ることができるようになり、地域の交流センター・総合センターも利用できるようになるのが目標です。

※うんなん多文化共生まちづくり協議会の活動はSNSで随時発信しています。
 インスタグラムは
 フェイスブックは

 

●産前産後ケアはぐ  

地域みんなで産前産後・子育てを 応援!!

 地域で子育てする母親の役割負担を減らすため、地域との繋がりや地域で頼れる場所、頼れる人を増やし、地域で産前産後・子育てを支援しています。行政や地域自主組織と、子育て世代が多世代と交流できる機会を作る地域連携事業を行っています。ママ同士のつながりや、地域の人々と子育てをする女性のつながりが生まれることで、母親の孤立を解消し、安心して子育ての出来る雲南市を創っていきます。 

・妊娠中から産後のことを見据えたサポート体制作り

・子育て中のママ同士が不安を気軽に相談し共感し合える場「LINEオープンチャット」運営

・「ママへの教育・産後ケア事業」当事者が産前産後の状態や状況を理解でき、主体的に行動できる女性や産後も心身共に元気に子育てできる女性を増やす

・「ママチャレンジ応援事業」ママ達がやりたいことにチャレンジして自分らしく人生を楽しむためのコミュニティを作っていく

 ※産前産後ケアはぐの情報は各種オンラインメディアで確認できます。

こちらへどうぞ

 

●一般社団法人 みかた麹杜舎

地域の応援者を増やして、みらいのかのうせいをもっとたかめよう!

 学校での学びづらさや過ごしづらさの背景には、 LDやHSP、ASDなどがあります。しかし、外見からは障害が分かりにくいため、特性や対応法の理解が遅れており、辛い状況に置かれた子どもが不登校になることも多くあります。不登校を受容できない親は、「ショック ->否認->悲しみと怒り」の障害受容段階を経験し、子供の不登校をめぐり、家族内で葛藤も抱えていることも多くみられます。また、

親の会など気持ちが分かってもらえる場や、特性や対応を学べる場に参加してみようとしても、それらの情報になかなかたどり着けない難しさもあります。

・当事者親だけでなく祖父母や地域の人などを対象とした、特性や対応を気軽に学べる場を作り、理解者を増やす。

 市内外の既存の親の会、学ぶ場、活動などの情報を集め、実行団体のホームページを利用して情報発信し、相談窓口となり、求める情報にたどりつきやすくする。

・障害受容ができている保護者(先輩ママ)と繋ぎ、相談者が安心できるようにする。

 休眠預金等活用事業の概要はこちらからご確認できます。

 雲南市には、地域で孤立しがちな人々に適切なサポート事業を行う各団体のみなさんがおられます。地域の皆さんからの困っているという声をうんなんコミュニティ財団にお届けください。適切な事業者さんにおつなぎします。また、各団体のみなさんへの温かいご支援の声は、大変励みになります。どうぞこれからも各団体へのご支援、よろしくお願いいたします。

うんなんコミュニティ財団は、みなさまのお志金で運営しております。ご支援はこちらより受け付けております。 

公益財団法人うんなんコミュニティ財団 事務局〒699-1332 雲南市木次町木次29 三日ラボ 電話&FAX: 0854-47-7787 email: info@unnan-cf.org